青山学院大学の近藤幸太郎さん、大学駅伝界の注目選手ですが、高校時代からすごかったようです!
現在大学4年生で、2023年4月からは社会人となる近藤幸太郎さんですが、卒業後も実業団で陸上を続けるという情報が。
卒業後も近藤幸太郎さんの走る姿が見られるのは、ファンにとってはうれしいですよね。
近藤幸太郎さんはかなりの努力家で有名ですが、そのエピソードについても調べてみました。
この記事でわかること
- 近藤幸太郎は高校時代からすごかった!
- 近藤幸太郎は実業団で陸上を続ける?
ではさっそく、本題です!
近藤幸太郎は高校時代からすごかった!
近藤幸太郎さんの高校時代のおもな成績をまとめてみましたが、やはりすごかったです!
大会名 | 種目 | 記録 | |
1年生 (2016) | 東三河地区予選会新人陸上 ジュニアオリンピック 愛知県高校駅伝 | 5000m 3000m(予選) 3区 | 1位 8位 4位 |
2年生 (2017) | 東三河記録会 東三河総体 県総体 東海高校総体 インターハイ 県新人決勝 東三河選手権 愛知県高校駅伝 愛知駅伝市の部 | 3000m 5000m 5000m 5000m 5000m 5000m 5000m 1区 2区 | 3位 3位 3位 3位 16位 1位 2位 区間賞 区間賞 |
3年生 (2018) | 東三河記録会 豊橋長距離協議会 インターハイ愛知県予選 インターハイ東海予選 愛知県高校駅伝 東海高校駅伝 愛知駅伝市の部 | 1500m 3000m 5000m 5000m 1区 5区 2区 | 3位 2位 5位 2位 区間賞 区間賞 3位 |
近藤幸太郎さんは愛知県豊川市出身で、地元の愛知県立豊川工科高校に進学しました。
豊川工科高校は部活動がさかんで、Wikipediaによると陸上強豪校として知られています。
兵庫県立西脇工業高等学校と共に陸上強豪の工業高等学校として知られる。
Wikipedia
スポーツの強豪校といえば、寮生活で生活リズムや食事などを管理しながら、みんなで切磋琢磨していきますよね。
大学駅伝で活躍する選手たちも、高校からは親元を離れて寮生活をする選手も多いです。
しかし近藤幸太郎さんは、高校時代も親元から通学しながら、努力を続けて実力をつけていきました。
今日の一言は近藤幸太郎です。
— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) May 2, 2020
彼は高校時代、寮生活という環境下でなく中々努力の継続が難しい中でも自らが努力を怠らない環境下を作る事で継続させる事ができたそうです。
私達は寮生活である程度管理がされている中、更に自ら陸上に関して無駄な物を省き良い環境を作れるようにしていきましょう! pic.twitter.com/cF9GzHjyzj
努力が大事と頭ではわかっていても、自分を甘やかしてしまうことも多いですよね。
近藤幸太郎さんは高校時代から、努力を継続させるための環境を作って、陸上に取り組んできたことがわかりますね。
近藤幸太郎さんの高校時代の成績はすごいとしか思えないのですが、青山学院大学の原監督はこのように語っています。
愛知・豊川工高時代は、全国的には目立たない存在だった。大学に入って急成長し、今季は5000メートルと1万メートルで学内記録を作った。
読売新聞オンライン
原晋監督は「無事これ名馬なりとはよく言ったもので、故障なくトレーニングを継続できている。それが彼の強みでしょうね」と評価する。
「無事これ名馬」とは競馬における言葉です。
無事之名馬(ぶじこれめいば、無事是名馬とも)とは、競走馬を指して「能力が多少劣っていても、怪我なく無事に走り続ける馬は名馬である」とする考え方を表した格言である。
Wikipedia
近藤幸太郎さん、高校時代はとびぬけて目立っていたわけではありませんでしたが、2017年東海高校総体5000mの3位入賞がきっかけで、原監督から声をかけられました。
原監督、近藤幸太郎さんの強みを見抜いていたのでしょうか。
高校時代は全国的に目立っていたわけではない近藤幸太郎さんですが、地元・愛知県の陸上界ではしっかりと成績を残していたことがわかりました。
近藤幸太郎は実業団で陸上を続ける?
近藤幸太郎さんは卒業後、実業団で陸上を続けることが決まっています。
箱根駅伝で連覇を目指す青学大のエース・近藤幸太郎と前回9区で区間新記録をマークした中村唯翔は、ともにSGホールディングス(SGH)で競技を続ける予定。
Yahoo!ニュース
近藤幸太郎さんは大学3年生の時点で、実業団での競技継続を決めていました。
以前は大学卒業を区切りに引退を考えていたが、6月には卒業後も実業団で競技を続けることを決めた近藤は「日本選手権でも上位で戦える選手になりたい」と大学駅伝の先も見据える。
スポーツ報知
箱根駅伝の監督によると、実業団に入る場合は4年生になる前にはもう決まっているそうですね。
箱根駅伝常連校のA監督によると、「早く声をかけていただける場合は、4年生になる前に(チームを)決めさせていただいています。どこからも声のかからない選手は売り込みをして、返事を待つという状況です。ただ、レベル的に厳しい選手は、実業団に進むのを考え直すように諭すこともあります」とのことだ。
Number Web
近藤幸太郎さんが実業団で陸上を続けることは、原監督のお墨付きなのでしょう。
この4年間の走りや、大学駅伝での活躍を見れば、どの実業団も喉から手が出るほど来てほしかったのではないでしょうか。
ちなみに近藤幸太郎さんが入社するSGホールディングスは佐川急便のグループ会社で、「Sagawa Group Holdings(佐川グループホールディングス)」の略です。
近年、ニューイヤー駅伝の順位が低迷していて、駅伝に強い選手をスカウトしているようです。
スカウティングをしているSGH陸上部の塩見雄介監督代行は、スカウトする選手について「伸びしろを秘めている選手を勧誘している」と語っています。
「すでに記録を出しているトップクラスの選手はもちろんですが、高校や大学で伸びしろを秘めている選手を自分の目で見極め、勧誘してきました。その際、重視するのはフォーム。クセのない選手はケガをしにくいですし、伸びる可能性があります」
Web Sportiva
近藤幸太郎さんはまさに、高校時代は全国的な活躍がなかったものの、大学入学後には箱根駅伝のエースと言われるまでに成長した選手。
今後も努力を続け、伸びていくのが想像できますよね。
そんなところが塩見監督代行の目に留まったのではないでしょうか。
SGホールディングスは東京と滋賀を拠点に活動していますが、近藤幸太郎さんはどちらを拠点に活動するのかまでは現時点ではわかりません。
現在は青山学院大学に在学中で東京で暮らしているので、卒業後も東京を拠点とする可能性が高いのではないでしょうか。
また情報がわかりましたら、ご紹介します。
近藤幸太郎さんは青山学院大学卒業後、SGホールディングスの実業団で陸上を続けるということがわかりました。
まとめ
今回は「近藤幸太郎は高校時代からすごかった!実業団で陸上続けるって本当?」と題して、青山学院大学のエース・近藤幸太郎さんについてご紹介しました。
近藤幸太郎さんは愛知県立豊川工科高校出身。高校時代は全国的な活躍はなかったものの、地元・愛知や東海地方の陸上界では活躍してきました。
現在は青山学院大学のエースとして活躍する近藤幸太郎さんですが、2023年3月で大学を卒業します。
卒業後はSGホールディングス実業団で陸上を続けることが決まっています。
かなり努力家の近藤幸太郎さん、実業団でもその実力を見せてくれるのが楽しみですね。